精神分析学における自我
ジークムント・フロイトにおけるdas Ich(以下自我とする)は精神分析学上の概念で意識のある機能の中心のこと。水準としての意識は意識を参照。ここでは自我に関する超自我(ちょうじが)とエスについても説明する。なおアメリカの精神分析学においては、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、独: das Ich(自我)は羅: ego(エゴ)、独: Über-Ich(超自我)はsuper-ego(英: super羅: ego)(スーパー・エゴ)、独: Es(エス)は羅: id(イド)と訳され用語として流布した。
自我
自我は意識層の中心の機能である。またエスからの要求と超自我からの自己の規制を受け取り、感情を現実に適応させる機能である。
エス(独: Es 独: das Esとも)
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Es(エス)は無意識層の中心の機能である。また感情、欲求、衝動をそのまま自我に伝える機能である。エスは視床下部のはたらきと関係があるとされた。なおこのEsは フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデックの"Gesellschaft"(『エスとの対話)などで使われた用語で、彼と交流があったフロイトが採用したもの。1953年にアメリカ合衆国でフロイト翻訳全集が刊行された際、ジェイムズ・ストレイチーにより、エスはラテン語: id(イド)と訳され以後流布した。